前回雑に解説しました。
https://ncodeu2.diarynote.jp/202009151622008936/

 明日発売の仰天のボルテッカーまでが10月CL横浜の対象となるわけですが、
ルカメタザシアンが予想以上にできそうなので、これまで候補として上げてきた
超速ザシアンや爆速3神ザシアンは変更を余儀なくされそうです。


ルカメタザシアンデッキの仮組

〇ポケモン 11
 ジラーチ 3 ジラーチ?強いよね。序盤、中盤、終盤、隙がないと思うよ。
 ルカメタGX 2 ソーサーで追加GXを準備なしで打てるのがずるい。
 ザシアンV 3 メインアタッカー兼ドロソ。こいつがレギュ落ちするまで
        環境から落ちることはない。
 ザマゼンタV 1 VMAXメタ、特殊エネトラッシュなど入れ得
 ギルガルドV 1 結界用
 ギルガルドVMAX 1 締めに使えるかもしれないが疑問枠

〇サポート 11
 博士 4 脳死
 マリィ 4 脳死
 ボス 3 4も視野。サイド取るよりベンチのエネタンクを読んでフルメタGX
      を叩き込むのが一番大事。

〇グッズ 24
 クイボ 4 いつもの
 ソーサー 4 脳死
 メタルゴーグル 4 仰天のボルテッカーの恩恵を一番受けられるやつ
 エスケープボード 2 いつもの
 クラッシュハンマー 4 耐久レース
 入れ替え 3 枠があれば4かとりつかい
 ツールスクラッパー 2 対面など妨害は大事
 グレキャ 1 このデッキではこいつ入れずにボス4がいいかもしれない

〇スタジアム 2
 無人 1 最近こいつの評価が高い
 キルクス温泉 1 疑問枠。自分の邪魔しそうならこんとんか無人。

〇エネ 12
 基本鋼 8
 コーティング 4 最強。フライパンの時代は終わった
 エネはムゲンダイナ相手にルカメタで殴るかもしれないためいつもより厚め

コーティングエネ+ゴーグルであらゆる攻撃から身を守られるようになった。
フルメタとゴーグルでダメ60カット。実質HPはルカメタが320、ザシアンが280

フライパンだとジグザグマかんしゃくへっど、ギラティナやぶれたとびら、
ドラパVMAXの技から身を守れなかったが、ゴーグルはあらゆる攻撃から身
を守ることが可能となり、要塞が完成する。

入れ替え札がある場合にジラーチにゴーグルを貼って相手の計算を狂わせるなど
も可能。

以前からルカメタゴーグルはあったが、炎への対策が不十分となるため、
レシリザ全盛期では活躍が難しかった。繰り返しになるがコーティングエネ
により弱点カバーとゴーグルが両立できるようになったため、ルカメタデッキの
性能は過去最高になったといえるだろう。


〇デッキ入れ替え候補
 デデンネ、クロバット 事故防止にはなるが、ジラーチかザシアンが場に
            出ないレベルの事故は想定しなくていいのでは
            詰めで無理やりボスを引きに行く盤面も多くなさそう

 クチートGX 使いどころが非常に難しい。3神相手に下手に出せないため、
        プレイに自信があれば入れていい。※後で掘り下げます

 ニャイキング 打点アップ兼ニャースのトラッシュは弱くないです。
        タチフサ相手にも殴れますが今回はギルガルドVで見てます。
        ザシアンVの素点は230のため、1体の+20では不足気味で
        3体+60ぐらいしないと今の環境では有利に働く場面は少ない
        ですかね。
        ジラーチを採用しており、ルカメタも場に残りやすく、ベンチ
        が狭いため今回は不採用としています。

 リセスタ 基本的に相手にサイドを取らせないように進めるデッキとなるため
      ドロソにもなるマリィで十分との判断です。

 エネルギー付け替え バトル場ルカメタでフルメタが打ちやすくなる。フル
           メタ後入れ替えからのエネ付け替えも可能で器用。
           4枚入れるデッキじゃないしピンで働くか不明。
           調整する気になれないので不採用。

 タッグスイッチ フルメタ後のエネ再利用を最大限行うためのもの。
         エネ付け替え入れるならこっちをピンで入れるかな。

 非Vアタッカー 結界相手はギルガルドVで見るが、130打点と足りないことが
         ある。このため、バラマキ性能を持った非Vアタッカーを
         採用する価値はある。ルカメタで150乗せたデデンネ、クロ
         バット、ブレイブ230で打点が足りない場合などに使える。
         環境見て仮想敵次第では入れていいが、対面やミュウでつぶ
         れるため、入れる場合は予測をしっかりすること。
         候補:ゲノセクト、モクロー、ミュウなど



 ちょっとクチートGXについて掘り下げます。

 3神ザシアンにクチートが入るのは、特性もさることながら、サブアタッカー
として動けるからです。オルター後アルティメット打てずに3神が倒されたり
エネトラッシュされる現環境で、次のターンに3エネのザシアン、3神の技を
打つハードルが非常に高いです。
 しかし、クチートGXは2エネで技が打てますので、ソーサー+手貼+入れ替え
と圧倒的にハードルが下がります。
 また打点も相手ベンチ4で160、相手ベンチ5で190とベンチ4からサイド3枚を
取りに行ける点が非常に優秀なため、採用されているわけです。

 次にコンボザシアンやその他のデッキに入るケースについてみていきます。
相変わらず特性がメインで採用されているわけですが、コンボザシアンなど
ほかにGX権を使わないデッキでは、GX技も選択肢に入ってきます。
 特性で手札を見ることができるため、デデンネ、クロバット、ジグザグマ
などがなく、無駄うちに思える場合でも、GX技を使うことで相手を止めること
が可能となるかもしれません。
 サブアタッカーの性能としては、相手ベンチがマックスの5でようやく
デデンネが取れる程度になるため、対ムゲンダイナ以外では火力として
それほど期待はせずに採用することになります。(VMAX2パン狙いはある)

 まとめるとクチートGXを入れているデッキは、
  ①特性により相手たねポケモンの効果を無効化する。
  ②本来不要なたねGX、Vをベンチに出させ、サイドレースを有利にする。
  ③サブアタッカーとして採用する。
  ④GX技により相手を遅らせる。
という複数の効果を見込んでいるわけですね。

 3神ザシアンは①②③、コンボザシアンは①②④やや③ということです。

 ここで、ルカメタにおけるクチートGXを見ていくと、①②は当然ではあり
ますが、③はコンボザシアンと同じく積極的な採用理由になりません。
(ルカメタも2エネで殴れます)
④はフルメタ撃たないならデッキコンセプトが崩れており勝てる未来はない
でしょう。
 したがって、①②が基本的な採用理由になりますが、あなたは相手の手札
にデデバットがいるかどうかわかりますか?って話です。
 メンタリスト以上の読みができるのであれば入れ得だとは思いますが、
一般人には荷が重いですね。



ギルガルドVMAXの話
 高耐久はOKとして技をどう取り扱うかということ。

技:鋼鋼無 160+とったサイド数×30

サイド  0  1  2  3   4  5
打 点 160 190 220 250 280 310

 現環境ではVMAXが単体になることはまずないと考えられるため、サイド5枚
取った後に310出ても使う場面はほぼないうえに、310では大体のVMAXにとど
かない。ダンデつかって打点あげるぐらいならボスで後ろ呼べばいい。

 サイド4取の際は280でGX、Vはごく一部を除き射程内。問題はVMAXバトル場
ベンチは非Vの盤面。ボスで後ろとっても間に合わず、280では前倒す打点が足
りない

 サイド3取の際は250。極一部のTAG以外を倒せず、打点アップなしでサイド
3から決めに行くのはほぼ不可能。

 どのサイドの盤面であってもサイドを取りきることを考えたらボスか打点
アップが必須となります。
 このため、前回の日記ではニャイキング抜きのデッキとしていましたが、
打点アップでニャイキングを入れるか、後ろのシステムポケモンをひたすら
倒していく構築を標準とすることにしたいと思います。

 以上よりルカメタ素案で組んだギルガルドVMAXは耐久要因でしかないため
抜くことをお勧めします。

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