斎藤さんとは、お笑いコンビ「トレンディーエンジェル」のボケ担当のことです。

ジャケット広げながら「誰だと思ってんだオマエ、斎藤さんだぞ?」という
掴みのネタはみなさんも一度は見たことがあるんじゃないでしょうか。

すいません、斎藤違いでした。


今回、話したいのはポケカのサイトウの話です。

ゲームでは、ラテラルスタジアムのジムリーダーで格闘タイプ使いです。

ポケカでは格闘使いのジムマスターにふさわしく、格闘タイプをサポートする
性能となっています。

詳しく性能を見ていくと、サポート、山札から上から5枚トラッシュして、
その中のあるエネルギーをベンチの闘ポケモン好きなようにつける。

似たようなカードにNの覚悟がありますが、今回は比較の話はなし。

サイトウを使うのに適したデッキは何かを考えていきます。


結論から言うと、
 1)3エネ以上で強力な技を打てて、
 2)デッキ内のエネ枚数12枚以上
とすることができるデッキです。または、
 3)どうしても特殊エネを1ターンに2枚張りたいデッキ
になります。


まず1)は当たり前ですね。2エネならエネ加速はビートやターボパッチなどの
ほかの手段のほうが効率がいいです。
(ビートは確定、ターボパッチはサポ権が残る)

 2)が肝要でして、サイトウを使ってエネ加速を行う場合、最低1エネルギー
できれば2エネルギー以上つけることが目標になります。


 2)-1 サイトウ以外のギミックなしのエネ加速期待値

  サイトウを見てまず思いつくのが、山札のトップを固定するカードと
  組み合わせることだと思います。
  例:ヤレユータン(さいはい)、マグカルゴ(じならし)
    アメイジングジラーチ、スマホロトム、ポケナビ

 コンボが決まれば確かに強いですが、コンボが決まらない場合(手札にエネ
 がない、マグカルゴが倒されたなど)でもエネ加速が成功するようにして
 おきたいです。(いわゆる保険的な考え)

 この場合、5枚から1枚以上エネを引くための期待値は60/5=12枚となります。
 (サイド落ち、手札状況、デッキ圧縮具合など無視したざっくり計算です。
  今後も同様の計算方式で考察していきます。)

 
 2)-2 2エネ加速の期待値
  1)でも述べましたが、1エネの加速であればビートやターボパッチで代用
 が可能であるため、2エネの加速を目指した場合の期待値を考えていきます。
  まず、2)-1と同じように、他のギミックなしの場合は、60/5×2=24枚
 となり、相当数のエネルギーが必要であることがわかります。
  24枚エネ入れるぐらいならエネ20枚にしてバトルシャトレーヌ使いましょうw
  (20エネシャトレーヌの期待値、20/60×12=4枚)

  ギミックなしでエネ2枚加速を安定させるのは現実的ではないため、
 ギミックありでの期待値を見ていきます。

  山札の一番上はエネで固定する(ヤレユータンなど)ため、もう1エネ加速
 を4枚で行うことになります。
  この時、必要なエネ枚数の期待値は60/4=15枚となります。


 以上より、1エネ加速を安定させ、2エネ加速を目指すのであれば、最低12枚
のエネルギーをデッキに入れる必要があることがわかります。

 ここまで期待値という表現をしていますが、ご存じの通り、山札には不確定
要素が含まれるため、100%エネ加速を成功させられるわけではありません。
 あくまでエネ加速を安定させる一つの指標として用いてください。


 3)特殊エネを1ターンに2枚張りたいデッキ

   こんなデッキがあるかどうかわかりませんが、例えばストーン闘2枚で
  要塞化や、ツイン×2枚で4エネ奇襲ぐらいしか思いつかないです。
  (ただ4エネ奇襲で有力なルギアは無色タイプだしどうしたもんか……)

   現状のレギュレーションでは、特殊エネを1ターンに2枚張るのは、技以外
  ではバトルシャトレーヌや2進化のポリゴンぐらいしかいないと思いますの
  で、サイトウ+ユータンと比較的容易な条件で行えるのはメリットといえる
  のではないでしょうか。
 

ここまで書いて思いついたのですが、エネルギーは分散して張れるため、ガラル
ネギガナイトVなど次のターンの準備に使えなくもないですが、それするぐらい
ならさっさと殴ったほうが強そうですね。

 既存カードのNの覚悟より器用な使い方はできると感じましたので、皆様も
ガチエネ加速手段として使ったり、ネタエネ加速手段として使ってあげましょう

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