公式にて、店頭で配布している冊子の修正が発表さてました。

 公式HP
 https://www.pokemon-card.com/info/2020/20200729_002522.html



 具体的には、ムゲンダイナVMAXの最大火力について、

  誤:240ダメージ
  正:270ダメージ

ということです。

 このようなミスはムゲンダイナに限らず、ほかのポケモンでも見られる
もので、私が対戦した際にも何度か目にする機会がありました。

このようなミスがなぜ起こるのか改めて考えてみたいと思います。

 1.なぜこのようなミスが起こるのか
 2.ミスを起こさないためにはどうすればよいか



 1.なぜこのようなミスが起こるのか

  簡単に言うと、ポケモンの数を参照する技は2種類あるため、混同
 してしまうからです。

   ①ベンチのポケモンの数を参照する技

   ②場のポケモンの数を参照する技

 ①の例としては
  ケルディオGXのGX技「相手のベンチポケモンの数×50ダメージ」
  ピカチュウVのエレキサークル「自分のベンチポケモンの数×30ダメージ」
  カビゴンVMAXのキョダイフォール
  「60+自分のベンチポケモンの数×30ダメージ追加」

 ②の例としては
  ムゲンダイナVMAXのドレッドエンド
  「自分の場の悪ポケモンの数×30ダメージ」
  フーパのあくのいましめ
  「10+相手の場の特性を持つポケモンの数×20ダメージ追加」

などがあります。

 ベンチポケモンの数を参照する技は多くありますが、場のポケモンの数を
参照する技は非常に少ないです。自分や相手のバトルポケモン1匹分を数える
かどうかで、20~30打点の差が出るためベンチに縛ることで調整している
と言えるでしょう。

 場のポケモン数ではなく、場のエネルギーを参照する技は、一時期環境TOP
にいたレックウザGXの技を筆頭に結構あります。


 技の参照とする対象が、ベンチか場か、言い換えれば、自分(相手のバトル
ポケモン)を含むかどうかという2種類あるために混同してしまい、ミスに
つながると考えられます。


 2.ミスを起こさないためにはどうすればよいか
   1.で整理したように、カードのテキストには対象となる範囲がしっかり
  と書かれています。

   ミスをなくすには、カードのテキストをしっかりと確認しましょう。
  確認を怠った際にミスが生じます。
   具体的には、先入観に囚われている場合(数参照はベンチでしょ等)、
  惰性でプレイしている場合に確認を怠りやすくなりますので気を付けま
  しょう。


  ここまで整理してきて、タイレーツについて調べなおしましたが、
 タイレーツの技はベンチポケモン参照でした。前回書いた記事では恥ずかし
 ながら、場参照として、最大打点180と記載しておりました。

  これは、名前参照のケースは場が対象となるという謎の先入観によるミス
 であったと思います。今後日記を書く際は気を付けます。


 小ネタ
  ムゲンダイナVMAXの技のダメージ間違いは、某動画サイトでアップ
 されている将棋の女流棋士である、香川愛生さんと山口恵理子さんのポケカ
 対戦動画でも見られました。
  香川さんがハッサム推しでムゲンゾーン大量開封してゲットしたハッサムV
 のSRデッキ、山口さんがムゲンダイナデッキでの対戦です。興味がある方は
 ご覧になってください。


  自身が経験した計算ミスは、ジガルデの特性セルカンパニーです。
 この特性はベンチにいる時しか働かないため、自分で殴る場合は、ベンチ
 3体分の+60が限界となります。(ディアンシー、格闘道場など別手段除く)

  ジガルデの場合はジガルデGXが前で殴ることもあり、ベンチに4体いれば
 +80されるため、勘違いが生じやすい状況であったといえます。
  自分が起こしたミスではなく、対戦相手が起こしたミスでしたが、同じ日に
 2名の方に同様のミスをされたため、思わず笑ってしまったことが記憶に残っ
 ています。

  しかし、ジガルデはベンチに並べる必要があるとはいえ、
 1エネで80打点(ディアンシー+道場で110打点)にトラッシュからエネ加速
 って今でも使える性能していますよね。キャプチャーエネとの相性がいまいち
 なのが難点ですが、ソニアとの相性は良さそうです。

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