リザードンHR争奪戦で配布される「ジムトレーナー」というカード
2020年7月22日 ポケモンカードゲーム いよいよ、明日から2020年シーズンのリザードンHR争奪戦が行われるわけ
ですが、今回はシールド戦に配布されるサポートカードに焦点を当ててみたいと
思います。
目次
1.これまでのシールド戦の歴史
2.2020年配布される「ジムトレーナー」のカードの特徴
3.ほかのカードとの比較
4.スタンダードレギュレーションで使えるカードなのか
5.拡張パックなどへの収録はあるのか
1.これまでのシールド戦の歴史
今年の2020年から順に2017年までさかのぼります。
2020 リザードンHR争奪戦/伝説の鼓動/ジムトレーナー
2枚ドロー、前のターンポケモンが倒されていたらさらに2枚ドロー
2019 ミュウツーHR争奪戦/リミックスバウト/エリカ
のぞむならお互い3枚ドロー
2018 ゼクロムHR争奪戦/迅雷ゾーン/ナリヤ・オーキド
2枚ドロー、お互いのバトルポケモンが同タイプならさらに2枚ドロー
2017 ロイヤルマスクHR争奪戦/ひかる伝説/ロイヤルマスク
手札から2進化火・水・草ポケモンに1エネ加速
※ロイヤルマスクはAマークのため、スタンダードでは使用不可
シールド戦では決められたパックからデッキを作るため、ドローが貧弱に
なりがちです。このため、ドローサポートを全員に配布して、開封運による
デッキの強弱を若干和らげているわけですね。
(ロイヤルマスクのみ爆発力、逆転力に重点を置いています)
2.2020年配布される「ジムトレーナー」のカードの特徴
カード効果(原文まま)
特徴をわかりやすくするために、効果を分割してみると
①山札からカードを引けるドローサポートであること。
②縦引きできるカードであること。
縦引き……手札を抱えたままドローできること。
言い換えると、手札に全トラッシュや手札を山札に戻すこと
なくドローできるということ。
③自分のポケモンのきぜつが前提となり使える効果があること。
になります。
3.ほかのカードとの比較
2章で書いた特徴①~③に沿って類似のカードと比較していきます。
①ドローサポート
ドローサポートとして、現在主に使われているのは下記でしょうか。
・博士の研究……手札全トラッシュ、7ドロー
・マリィ……手札全部山札の下、上から5ドロー
・シロナ……手札全部を山札に戻し、シャッフル後6ドロー
・エリカのおもてなし……相手の場のポケモンの数だけドロー。
ただし手札がエリカ含み6枚以上なら使えない。
・とりつかい……3ドローし、バトルポケモンとベンチポケモン入替。
ジムトレーナーは最大4ドローになるため、とりつかいを除き、5枚以上
引けるドローサポートよりは性能が低いといえます。
このため、ジムトレーナーを使う場合は、とりつかいの入替のように、
副次効果を期待して入れる必要があることがわかります。
②縦引き
①で上げたドローサポートで縦引きできるカードは、エリカのおもてなし
と、とりつかいの2種類になります。エリカのおもてなしは相手依存かつ、
こちらの手札枚数調整も必要となるため、使う場面を選びます。
とりつかいは3ドローであるため、引ける枚数ではジムトレーナーが優位
となります。
また、縦引きできるほかのサポートで、4ドロー以上できるカードはコーチ
トレーナー、リーリエの全力、ローラースケーター、ホミカ、ヤローとすべて
条件付きとなっています。
縦引きできるカードの中では4ドローは優秀な数字であるといえ、デッキで
条件を満足しやすいカードを採用すればよいでしょう。
③きぜつ前提
コーチトレーナーはきぜつを前提に4ドローすることができます。
きぜつで起動するサポートはメイ、カルネ、マツバ、ヒガナ、ワタル◇の
5種類であり、単純にドローするカードとしては唯一の性能を持っていると
いえます。
サポート以外には有名なポケモンとして、オドリドリGXの特性、たむけ
のまいがあります。
オドリドリGXがいろいろなデッキに出張しているように、きぜつ条件は
比較的満たしやすい環境にあるため、きぜつで4ドローという唯一の性能は
生かしやすい環境にあるといえます。
4.スタンダードレギュレーションで使えるカードなのか
結論から言って、デッキによっては非常に使えるといえます。使えるデッキ
は、非エク(今は非Vと表現するのか?)かつ手札を抱えたいデッキです。
具体的にはLO系、コントロール系、特殊エネのみ(特にトリプル加速入)で
殴るデッキに適してそうです。
まず非エクについて、きぜつ前提じゃないと、2ドローと決して強いカード
ではないため、きぜつ回数が多いデッキが候補なのは一目でわかるでしょう。
次に、単純にドローしたいのであれば、博士の研究とデデンネGXを使えば
いいため、手札をあまりトラッシュせずに、潤沢な手札で相手を追い詰める
デッキに向いているということがわかります。
縦引きという観点からは、2進化系のデッキ(最近ではジュナイパーなど)
に入れるのがいいのではないかとも考えられますが、メイとの枠の取り合いに
なるかと思います。
きぜつ時にあめとポケモンとエネを確定でもって来れるメイか、初動やきぜ
つしなかったターンでも使えるジムトレーナーとするか。2-3とするなど、
バランス調整が難しそうですね。
先に2ドロー強くないと書いていますが、きぜつ前提のほかのカードは
きぜつ時以外には使用できず、ジムトレーナーは2ドローながら使用でき、
手札が腐ることがないという唯一の性能を持っていることは覚えておいて
損はないです。
5.拡張パックなどへの収録はあるのか
残念ながら運営しか答えはわかりません。
これまでのシールド戦配布サポートが拡張パック、プロモパック、再配布など
がなかったはずですので、収録の期待は薄そうです。
しかし、ジムトレーナーは、これまでの配布サポートに比べて非常にいい性能
をしていると思いますので、ぜひ収録してほしいと思います。
特に、コロナの影響などから、現状では1人1枚しか公式で入手できません。
ですので、4枚デッキに採用するために収録をなにとぞお願いいたします。
後ほど公式に要望出しておきます。
ですが、今回はシールド戦に配布されるサポートカードに焦点を当ててみたいと
思います。
目次
1.これまでのシールド戦の歴史
2.2020年配布される「ジムトレーナー」のカードの特徴
3.ほかのカードとの比較
4.スタンダードレギュレーションで使えるカードなのか
5.拡張パックなどへの収録はあるのか
1.これまでのシールド戦の歴史
今年の2020年から順に2017年までさかのぼります。
2020 リザードンHR争奪戦/伝説の鼓動/ジムトレーナー
2枚ドロー、前のターンポケモンが倒されていたらさらに2枚ドロー
2019 ミュウツーHR争奪戦/リミックスバウト/エリカ
のぞむならお互い3枚ドロー
2018 ゼクロムHR争奪戦/迅雷ゾーン/ナリヤ・オーキド
2枚ドロー、お互いのバトルポケモンが同タイプならさらに2枚ドロー
2017 ロイヤルマスクHR争奪戦/ひかる伝説/ロイヤルマスク
手札から2進化火・水・草ポケモンに1エネ加速
※ロイヤルマスクはAマークのため、スタンダードでは使用不可
シールド戦では決められたパックからデッキを作るため、ドローが貧弱に
なりがちです。このため、ドローサポートを全員に配布して、開封運による
デッキの強弱を若干和らげているわけですね。
(ロイヤルマスクのみ爆発力、逆転力に重点を置いています)
2.2020年配布される「ジムトレーナー」のカードの特徴
カード効果(原文まま)
自分の山札を2枚引く。前の相手の番に、自分のポケモンが
気絶していたなら、さらに2枚引く。
特徴をわかりやすくするために、効果を分割してみると
①山札からカードを引けるドローサポートであること。
②縦引きできるカードであること。
縦引き……手札を抱えたままドローできること。
言い換えると、手札に全トラッシュや手札を山札に戻すこと
なくドローできるということ。
③自分のポケモンのきぜつが前提となり使える効果があること。
になります。
3.ほかのカードとの比較
2章で書いた特徴①~③に沿って類似のカードと比較していきます。
①ドローサポート
ドローサポートとして、現在主に使われているのは下記でしょうか。
・博士の研究……手札全トラッシュ、7ドロー
・マリィ……手札全部山札の下、上から5ドロー
・シロナ……手札全部を山札に戻し、シャッフル後6ドロー
・エリカのおもてなし……相手の場のポケモンの数だけドロー。
ただし手札がエリカ含み6枚以上なら使えない。
・とりつかい……3ドローし、バトルポケモンとベンチポケモン入替。
ジムトレーナーは最大4ドローになるため、とりつかいを除き、5枚以上
引けるドローサポートよりは性能が低いといえます。
このため、ジムトレーナーを使う場合は、とりつかいの入替のように、
副次効果を期待して入れる必要があることがわかります。
②縦引き
①で上げたドローサポートで縦引きできるカードは、エリカのおもてなし
と、とりつかいの2種類になります。エリカのおもてなしは相手依存かつ、
こちらの手札枚数調整も必要となるため、使う場面を選びます。
とりつかいは3ドローであるため、引ける枚数ではジムトレーナーが優位
となります。
また、縦引きできるほかのサポートで、4ドロー以上できるカードはコーチ
トレーナー、リーリエの全力、ローラースケーター、ホミカ、ヤローとすべて
条件付きとなっています。
縦引きできるカードの中では4ドローは優秀な数字であるといえ、デッキで
条件を満足しやすいカードを採用すればよいでしょう。
③きぜつ前提
コーチトレーナーはきぜつを前提に4ドローすることができます。
きぜつで起動するサポートはメイ、カルネ、マツバ、ヒガナ、ワタル◇の
5種類であり、単純にドローするカードとしては唯一の性能を持っていると
いえます。
サポート以外には有名なポケモンとして、オドリドリGXの特性、たむけ
のまいがあります。
オドリドリGXがいろいろなデッキに出張しているように、きぜつ条件は
比較的満たしやすい環境にあるため、きぜつで4ドローという唯一の性能は
生かしやすい環境にあるといえます。
4.スタンダードレギュレーションで使えるカードなのか
結論から言って、デッキによっては非常に使えるといえます。使えるデッキ
は、非エク(今は非Vと表現するのか?)かつ手札を抱えたいデッキです。
具体的にはLO系、コントロール系、特殊エネのみ(特にトリプル加速入)で
殴るデッキに適してそうです。
まず非エクについて、きぜつ前提じゃないと、2ドローと決して強いカード
ではないため、きぜつ回数が多いデッキが候補なのは一目でわかるでしょう。
次に、単純にドローしたいのであれば、博士の研究とデデンネGXを使えば
いいため、手札をあまりトラッシュせずに、潤沢な手札で相手を追い詰める
デッキに向いているということがわかります。
縦引きという観点からは、2進化系のデッキ(最近ではジュナイパーなど)
に入れるのがいいのではないかとも考えられますが、メイとの枠の取り合いに
なるかと思います。
きぜつ時にあめとポケモンとエネを確定でもって来れるメイか、初動やきぜ
つしなかったターンでも使えるジムトレーナーとするか。2-3とするなど、
バランス調整が難しそうですね。
先に2ドロー強くないと書いていますが、きぜつ前提のほかのカードは
きぜつ時以外には使用できず、ジムトレーナーは2ドローながら使用でき、
手札が腐ることがないという唯一の性能を持っていることは覚えておいて
損はないです。
5.拡張パックなどへの収録はあるのか
残念ながら運営しか答えはわかりません。
これまでのシールド戦配布サポートが拡張パック、プロモパック、再配布など
がなかったはずですので、収録の期待は薄そうです。
しかし、ジムトレーナーは、これまでの配布サポートに比べて非常にいい性能
をしていると思いますので、ぜひ収録してほしいと思います。
特に、コロナの影響などから、現状では1人1枚しか公式で入手できません。
ですので、4枚デッキに採用するために収録をなにとぞお願いいたします。
後ほど公式に要望出しておきます。
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