ジラーチ（ゆめのおつげ）

次の新弾「伝説の鼓動」に収録されるアメイジングレアカードの
ジラーチについてみていきます。

たねポケモン
鋼タイプ
HP70
炎×2、草ｰ30
逃げ1

特性：ゆめのおつげ
　　　バトル場で1回使える。山札の上2枚を見て1枚手札に加えて、1枚を山札
　　　の上に戻す。

技：超闘鋼（3エネ）　アメイジングスター
　　山札から7枚まで基本エネルギーを選び、好きなようにつける


特性から見ていきます。

比較対象としては、既存のジラーチとタブンネ（ヒアリング）があります。
簡単な比較表を添付したので参考にしてください。

簡単にまとめると

既存のジラーチは5枚見れるがトレーナーズしか拾えない。山札カットあり。

新ジラーチは2枚しか見れないが、すべてのカードを拾える。山札カットなし。
眠りにならないため、ふうせん、Uターンボード、エネ切って逃げることが可能

タブンネは1枚引くだけだが、HPが高い。何より安い。

となります。

エキスパンションマークで行くと既存ジラーチがB、タブンネがC、新ジラーチが
Dです。

環境を見ると、ムゲンダイナの影響でアブソルが多いため、新ジラーチと
ふうせんを組み合わせるのが安定かなと思います。
ただし炎バレットなど溶接工が基本となるデッキでは既存のジラーチの方が
圧倒的に強いでしょう。

新旧ジラーチおよびタブンネの比較であまり注目されていないところですが、
特性後にカットを行うかどうかは重要だと思います。

自分のマリィで自分の強い山を作りたい場合は新ジラーチ、タブンネを採用
した方がいいです。相手のマリィで手札を流されるのが嫌なら旧ジラーチが
よいでしょう。

あとは細かいところですが、旧ジラーチでは5枚見た後に対象なしを宣言でき
ますが、新ジラーチの場合必ず1枚手札に加えなければなりません。
（公式見解はまだですが、テキストを普通に解釈すると対象なしはできない）

新ジラーチは山札の確認のためだけには使えないので、注意しましょう。



次に技を見ていきます。
テキストだけ見ると山札から7エネ加速とぶっ飛んだ性能をしています。
ただし、技を打つためには異なる3種類のエネルギーをつけないといけないため
普通の構築で技を打つのは困難でしょう。

ターボパッチ、メタルソーサー、くろおび（＋ムウマージ）で最速後攻1ターン
で技を打つことは不可能ではないですが、要求札が多くて安定はしないでしょう。

ジラーチ、ムウマ、やみのいし、くろおび、超エネ、エネつけるポケモン1～2、
エネ落とす手段、メタルソーサー＋入れ替え（orターボパッチ2枚）
で計9～10枚ぐらいでしょうか。

ムウマージなしならターボパッチとメタルソーサーで頑張ることになりますが、
それでも10枚前後の要求札になりそうです。

7エネ加速のために無理をして技を打つぐらいなら、ターボパッチなどの加速先
を普通に殴るポケモンにした方が百倍強そうですね。


後1技でのエネ加速を考えるなら、炎エネ=ボルケニオン、多色エネ=ビク
ティニを使えばいいでしょう。

エクストラならピーピーマックスやホウオウEXでワンチャンあるかもしれませ
んね。